着物リメイク
大好きなスミレさんに、着物を2着、譲っていただきました。
終戦の年に生まれ、激動の時代を生きて来られたスミレさん。
乙女の時代には、着物も洋服も両方楽しんだとか。そんな、思い出も愛着も詰まった着物を
「琴ちゃんなら何か作れるんじゃない?♪」
と、頂いて間もなく、またもや素晴らしい本に出逢うことが出来ました。
サブタイトルは、「まっすぐ切ってまっすぐ縫うだけ!」。
簡単な服(ギャザースカート、ワンピースとか)しか作ったことのない私だけど、出来そう!
ていうか、この服欲しい!!
と思える内容で、やる気倍増◎
それと、早く作ってスミレさんに見てもらいたい♪という気持ちが合わさり、お気に入りが2着、
出来上がりました。
密かにタックが入ったりで、履き心地も良く、形も綺麗です。
自分で着て、撮影もしちゃったりして、楽しみました。
すっかり着物リメイクにハートをつかまれた私はその後、リサイクル着物屋さんで
ちょこちょこちょこちょこ、ちょこちょこ買いが重なり、
並べてみれば、こんなにも出番待ちが。。。
着物を解くとき、なんとも胸がいっぱいになります。
ミシンを使わず手だけでちくちく、縫い目も見せず、美しくそして頑丈に仕立てられた着物です。
感謝と敬意をしっかりと受け止めて、ハサミを入れる。
これはなんだか髪を切るときと似てるなぁ。と感じるのでした。
一期一会。